Coataroの読書ときどきヒトリゴト

本を読んで感じたことなどを記しています。

たった一人の30年戦争

「たった一人の30年戦争」

小野田寛郎著 東京新聞出版局 1995年

 

フィリピンのルパング島で、終戦を知らず

30年間戦争を継続していた小野田少尉の自伝。

思い違いが正されぬままに、ひたすら真実から遠ざかっていく過程は悲しくやりきれない。

こんな30年をおくった人が、あんなに穏やかな笑顔になれるとは・・・と

テレビで小野田さんの映像を見て驚いた。