2021-01-30 仰臥漫録 「仰臥漫録」 正岡子規著 角川ソフィア文庫 2009年 病床にありながら物凄い食欲で、食べ続けている。 ココアや刺身など結構贅沢だ。 看病してくれている妹の律を手ひどく批判し、自らを顧みない。 家族は本当に大変だったろう。 しかし、本人も凄まじい痛みと苦しみの中に生きていた。 その中で書くことをやめない。 この後新聞で「病牀六尺」を連載し、死ぬ二日前まで続けていたという。