Coataroの読書ときどきヒトリゴト

本を読んで感じたことなどを記しています。

紅い花

「紅い花 他四篇」 

ガルシン著 神西 清訳 岩波文庫 2006年

 

紅い花 : 他四篇 Garshin, Vsevolod Mikhailovich(著) - 岩波書店

 

紅い花を取らないと・・・という気持に妙に共感してしまうが、

もっと若い時ならさらに心に響いたのかも。

 

「四日間」は銃弾を受けて瀕死の主人公が、

自分が殺した死体の隣で過ごした4日間の独白。

変わっている。

 

「信号」はかつて教科書で途中から読んだことのある衝撃的な短篇。

あ〜この話だったのか!と思った。

ガルシンなんて全然知らないと思っていたが、

実はずっと前に出会えていたのだった。