2021-06-20 飛ぶ教室 「飛ぶ教室」 ケストナー著 丘沢静也訳 光文社 2006年 タイトルだけは知っていたのに、ずっと読まずにいたが、驚きの名作だった。 ギムナジウムの少年たちの一生懸命さが胸をうつ。 美しく切ない姿は正視できないくらいだ。 電車の中で読んで涙をこらえるのに苦労した。 子供の頃に読んでいたら、むしろこのような感じ方はしなかっただろう。 大人になって巡り合えた宝物のような作品。