Coataroの読書ときどきヒトリゴト

本を読んで感じたことなどを記しています。

ナイフ投げ師

「ナイフ投げ師」 

スティーヴン・ミルハウザー著 柴田元幸訳 白水社 2012年

 

ナイフ投げ師 Millhauser, Steven(著) - 白水社

 

9年ぶりに手紙が来た友人を訪ねる「ある訪問」。

友人は田舎で60㎝のカエルと結婚していた。

戸惑う主人公だが、2人の幸福な姿にハーモニーとリズムを感じ、

自分と遠いところにある何かを認めて帰宅する。

結婚生活って調和とリズムがあれば、カエルだっていいじゃないかと思った。