Coataroの読書ときどきヒトリゴト

本を読んで感じたことなどを記しています。

コンゴ・ジャーニー

コンゴ・ジャーニー 上下」

レドモンド・オハンロン著 土屋政雄訳 新潮社 2008年

 

上巻

英国人探検家が幻の恐竜モケーレ・ムベンべを探してコンゴ入りし、主に人的危険に晒されながらアマゾンにたどり着くまで。アフリカの闇は政府や警察等公的な立場にある人々が腐敗していることが大きいと感じさせられる。

 

下巻

残念だけど、やっぱりムベンベはいないのかな・・・。

コンゴ人がキリスト教について、死んだフランス人の霊を崇め、頭から光を放ち羽を生やした霊や、男を知らない女が子供を抱いて微笑んでいる絵を至る所に貼っている・・・等々、評していて、なるほどそんな風に見えるのかと思った。