Coataroの読書ときどきヒトリゴト

本を読んで感じたことなどを記しています。

マルコヴァルドさんの四季

「マルコヴァルドさんの四季」

イタロ・カルヴィーノ著 関口英子訳 岩波書店 1977年

 

マルコヴァルドさんの四季 イタロ・カルヴィーノ(著/文) - 岩波書店

 

貧しい労働者で子沢山のマルコヴァルドさんの日常を綴る連作短編集。

都会の片隅でつましく暮らし、暗くなりがちな生活の中に、ほんのりと暖かくなるようなエピソードやほろ苦いお話を散りばめた秀作。