Coataroの読書ときどきヒトリゴト

本を読んで感じたことなどを記しています。

奈落の底から見上げた明日

「奈落の底から見上げた明日」

照ノ富士春雄著 日本写真企画 2021年

 

ケガと病気で序二段まで番付を下げた照ノ富士

復活し横綱に上り詰めるまでを語る。

彼を見守る親方や先輩力士、家族などのコメントが

差し挟まれた構成が効いている。

照ノ富士って頭の良い人なんだなと感じた。

所謂若気の至りについて

若い時ってそういうものでしょと

さらっと言っていたのを読んで

自分自身にも投げかけられたようで

なんだか気が楽になった。

今場所は出場している照ノ富士

横綱土俵入りって、神々しい。

一番でも多く無事で土俵を務めてくれることを祈ってやまない。