Coataroの読書ときどきヒトリゴト

本を読んで感じたことなどを記しています。

秘密の手紙0から10

「秘密の手紙0から10」

シュジー・モルゲンステルン著 河野真理子訳 白水社 2002年

 

10歳の少年エルネストは、おばあさんと二人、味気ない暮らしを送っていた。

そこに現れた同い年の少女ヴィクトワールはひと目見て彼を将来の夫と決めてしまう。

十三人きょうだいの彼女の出現でエルネストの人生は大きく変わっていく。

まるで暗幕を取り払ったように明るく新しい世界の扉が開け、二人は相思相愛に。

読んでいる間はもちろん読んだ後もハッピーな気分になれる本。