Coataroの読書ときどきヒトリゴト

本を読んで感じたことなどを記しています。

安房直子コレクション4まよいこんだ異界の話

安房直子コレクション4まよいこんだ異界の話」

安房直子著 偕成社 2004年

 

「ハンカチの上の花畑」「ライラック通りの帽子屋」

「丘の上の小さな家」「三日月村の黒猫」

子供の頃に親しんだファンタジーのはずだが、

どれも今読むとうすら恐ろしい。

ただの童話では済まない人間の業のようなものが潜んでいる。