Coataroの読書ときどきヒトリゴト

本を読んで感じたことなどを記しています。

理系アナ桝太一の生物部な毎日

「理系アナ桝太一の生物部な毎日」

桝太一著 岩波ジュニア新書 2014年

理系アナ桝太一の生物部な毎日 桝 太一(著) - 岩波書店

 

気持ちのやり場がない時に、理不尽=道理に合わないと考えてしまうが

「この世界はすべて自然の道理にしたがって回っているわけで

その道理に合わないことなんて一つもあるわけがない」。

理不尽とは自分達の道理に合わない、だから納得がいかないという

自分本位の言葉だという文に目からウロコ。

潮の満ち干きが1日2回だけというのは理不尽だなどと思ったりしないものだとのこと。

なるほど〜。

人間も自然の一部だと思えば全てのものはそれぞれの道理に従っているのだから

自分から見てどんなに理不尽でも実は理にかなっている・・・のかもしれない。