「30の神品 ショートショート傑作選」
江坂遊選 扶桑社 2016年
「一作家一作品の条件で「ショートショートの代表作を一冊にギュッと集めた本」。
星新一、山川方夫、筒井康隆など日本の作家はもちろん、
ヒッチコック、スレッサー、ブラッドベリなど海外作家も含め全30編。
この作家の代表作ってこれかなあと思うものもあるかもしれないが、
それは好き好きというもの。
「猿の手」(ジェイコブズ)、「おーいでてこい」(星新一)、「女か虎か」(ストックトン)、「開いた窓」(サキ)などショートショートの代表作というべき作品が入っているので、ショートショートの入門書としては良いかも。
初めて読んだ話の中では都筑道夫の「らんの花」が面白かった。