2021-11-07 塩の水のほとりで 「塩の水のほとりで」 アンジェラ・バーク著 渡辺洋子訳 冬花社 2008年 アイルランドで生きることの難しさを感じる一方で、体の隅々までアイルランドが染み込んでいる登場人物達と、アイルランドへの愛に満ちている著者が羨ましくなる短編集。何も面白いことが起きないのに不思議な余韻が残る。